2019年10月27日
迷彩服とその効果のこと
せっかくのサバゲーだから迷彩服を着てみたい、という人は多いだろう。
迷彩服と一口に言っても、色や模様がとてもたくさんある。
その中でどんな迷彩服を選べばいいのか?
私が使っているのは以下である。
タイフォーン迷彩フルセット
写真では灰色が強く出ているが、実際にはもう少し黒っぽい。
上記のものは秋~春頃に使用し、夏場は上着だけこちらを使っている。
これでも我慢できないときは空調服に変えるのである。
いわゆる「タイフォン迷彩」と呼ばれるもので、アメリカのKRYPTEK(クリプテック)というブランドが作ったものである。
クリプテックの迷彩はヘビの鱗のような模様が特徴で、中でもタイフォンは屋内や夜間など、薄暗いところで効果を発揮すると言われている。
アマゾンで売られているのはそのレプリカ品であろう。
なぜこの迷彩にしたのか?
実は特に理由はない。
私がチーム「3K」に入って迷彩服を買おうとしたとき、「他のメンバーと同じ迷彩にしよう」と考えた。そのときメンバーが着ていたのが、たまたまタイフォン迷彩だったのである。
それ以外に理由は無く、どんな迷彩なのかも後で知ったくらいである。強いて言うなら「黒の方がカッコいい」とか、そんな程度だった。
「迷彩」というと、周囲の風景に溶け込んで姿が消える、というイメージを持っている人もおられると思うが、それはフィクションの世界の話。SF作品の『攻殻機動隊』に登場する「光学迷彩」のように完全に姿を消すのではない。
迷彩の目的は、人間の体の輪郭線をぼかして「見えにくくする」ことにある。
あくまで肉眼での視認性を下げるだけなのだが、これだけでも相当の効果があるもので、身動きしなければかなり接近するまで人間がいるとは分からない。
ゲーム中ならば、どこから撃たれたのか分からないことも多い。
ただし、そのためには周囲の風景と合った迷彩服を着ている必要がある。
たとえばチーム「3K」がホームフィールドとしているキャンプ大原は、人工物のバリケードもあるが、背景は森林とブッシュ(茂み)になることが多い。実際、下段はブッシュしかない。
季節によって植生は変化し、春~夏にかけては緑、秋~冬にかけては茶色になる。
つまりこのフィールドで黒の迷彩など目立って仕方がない。タイフォン迷彩は自然の中では不向きなのだ!
黒色というのは背景によっては逆に輪郭線を際立たせてしまう。屋外の森林系フィールドでは目立つのだ。
迷彩効果という点では完全に逆効果だが、黒系の方が性別や体形を選ばず「カッコよく見える」というのが唯一にして最大の利点だ。
理想を言えば、迷彩服はフィールドの植生や季節に合わせて使い分ける方がいい。
とはいえ、何種類も揃えるのは軍資金の面からみて現実的ではない。
数ある迷彩の中でも「万能」と言われるのが以下の「マルチカム」である。
迷彩服・マルチカム
最近の流行色でもあるのだが、マルチカムは季節や植生を比較的選ばず、どんなフィールドでもある程度の迷彩効果が期待できるとされている。
私も一度は購入を考えたが、すでに黒系で装備を固めてしまっていたので結局やめてしまった。
もし黒系で買い直すとしたら、もうひとつの流行色である「マルチカムブラック」にしようと思う。
迷彩服・マルチカムブラック
これもマルチカム迷彩のひとつで、米軍特殊部隊が使用していたことで有名になった。
迷彩の効果なんかより「とにかくカッコよければいい!」と振り切ってしまうのも楽しいのである。
「アームズマガジン・ミニコンテスト Vol.1」の「エッセイ/コラム部門」にエントリー中です(2019年12月20日まで)。
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その中でどんな迷彩服を選べばいいのか?
私が使っているのは以下である。
タイフォーン迷彩フルセット
写真では灰色が強く出ているが、実際にはもう少し黒っぽい。
上記のものは秋~春頃に使用し、夏場は上着だけこちらを使っている。
これでも我慢できないときは空調服に変えるのである。
いわゆる「タイフォン迷彩」と呼ばれるもので、アメリカのKRYPTEK(クリプテック)というブランドが作ったものである。
クリプテックの迷彩はヘビの鱗のような模様が特徴で、中でもタイフォンは屋内や夜間など、薄暗いところで効果を発揮すると言われている。
アマゾンで売られているのはそのレプリカ品であろう。
なぜこの迷彩にしたのか?
実は特に理由はない。
私がチーム「3K」に入って迷彩服を買おうとしたとき、「他のメンバーと同じ迷彩にしよう」と考えた。そのときメンバーが着ていたのが、たまたまタイフォン迷彩だったのである。
それ以外に理由は無く、どんな迷彩なのかも後で知ったくらいである。強いて言うなら「黒の方がカッコいい」とか、そんな程度だった。
「迷彩」というと、周囲の風景に溶け込んで姿が消える、というイメージを持っている人もおられると思うが、それはフィクションの世界の話。SF作品の『攻殻機動隊』に登場する「光学迷彩」のように完全に姿を消すのではない。
迷彩の目的は、人間の体の輪郭線をぼかして「見えにくくする」ことにある。
あくまで肉眼での視認性を下げるだけなのだが、これだけでも相当の効果があるもので、身動きしなければかなり接近するまで人間がいるとは分からない。
ゲーム中ならば、どこから撃たれたのか分からないことも多い。
ただし、そのためには周囲の風景と合った迷彩服を着ている必要がある。
たとえばチーム「3K」がホームフィールドとしているキャンプ大原は、人工物のバリケードもあるが、背景は森林とブッシュ(茂み)になることが多い。実際、下段はブッシュしかない。
季節によって植生は変化し、春~夏にかけては緑、秋~冬にかけては茶色になる。
つまりこのフィールドで黒の迷彩など目立って仕方がない。タイフォン迷彩は自然の中では不向きなのだ!
黒色というのは背景によっては逆に輪郭線を際立たせてしまう。屋外の森林系フィールドでは目立つのだ。
迷彩効果という点では完全に逆効果だが、黒系の方が性別や体形を選ばず「カッコよく見える」というのが唯一にして最大の利点だ。
理想を言えば、迷彩服はフィールドの植生や季節に合わせて使い分ける方がいい。
とはいえ、何種類も揃えるのは軍資金の面からみて現実的ではない。
数ある迷彩の中でも「万能」と言われるのが以下の「マルチカム」である。
迷彩服・マルチカム
最近の流行色でもあるのだが、マルチカムは季節や植生を比較的選ばず、どんなフィールドでもある程度の迷彩効果が期待できるとされている。
私も一度は購入を考えたが、すでに黒系で装備を固めてしまっていたので結局やめてしまった。
もし黒系で買い直すとしたら、もうひとつの流行色である「マルチカムブラック」にしようと思う。
迷彩服・マルチカムブラック
これもマルチカム迷彩のひとつで、米軍特殊部隊が使用していたことで有名になった。
迷彩の効果なんかより「とにかくカッコよければいい!」と振り切ってしまうのも楽しいのである。
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lifeisgunfire at 18:00│Comments(0)│初心者のために