2019年12月17日

FPSとサバゲーのこと

 FPSという種類のゲームがある。

 「ファースト・パーソン・シューティング」の頭文字を取ったもので、ゲーム画面が一人称視点なのが特徴である。
 『コールオブデューティー』シリーズや、『バトルフィールド』シリーズが特に有名だ。

 私も一時期『コールオブデューティー・WWⅡ』に挑戦したことがあるが、難易度の高さに挫折した。
 特にネット回線を通じて見知らぬ人と対戦する「マルチプレイ」にはついていけなかった。

 高レベルな「猛者」のプレイヤーに一方的にボコボコにされるばかりで、全く勝てない。
 こういうものは「練習」が全てなのだが、ゲームのために練習する気にもなれなかった。

 FPSはサバゲーに似ているところもある。特に『コールオブデューティー』シリーズにおける「チーム・デスマッチ」というゲームモードは、サバゲーで言うと「無限復活ありの殲滅戦」に近い。

 武器の性能よりもマップの把握や立ち回りが重要で、同じ攻め方ばかりしていると動きを読まれてやられる……というところもサバゲーと同じだ。

 FPSのプレイヤーにサバゲーをやらせてみたら意外とうまかった、という動画もYouTubeには上がっている。
 ゲームとはいえ人間が操作しているのだから、勘所は同じということなのだろう。

 ではサバゲーがうまい人はFPSもうまいのか?

 その可能性はある。エアガンではなくゲームパッドに慣れればいけるのではないか。
 しかし、サバゲーは単なる勝ち負けを競うものではないし、FPS独特のお約束もあるので、どうなるかはやってみないと分からない。

 FPSもサバゲーもへたくそな私としては、やっぱりサバゲーの方がいい。

 FPSでボコボコにされたら無性に腹が立つ。しかし、サバゲーでベテランさんに攻め込まれても腹が立ったことはない。
 悔しさはもちろんあるが、同時に「すごい!」という驚嘆もある。

 FPSとは違って、生身の人間同士が戦うサバゲーだからこそだろう。

 他のゲーマーさんの装備が見られるし、話しもできる。そこからつながりが生まれ、尊敬の念も起きる。

 画面越しにはない交流がサバゲーにはある。







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プロフィール

遠野明

2019年1月より再始動した大阪在住のアラフォー・サバゲーマー。チーム「3K」所属。
メインアームはM4パトリオットHCとHK416C。サイドアームはBM-9とM9A1。
サバゲー以外なら猫とSF小説と映画が好き。

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