2020年08月24日
簡単な光学機器の選び方のこと
「選び方」というより、どういうふうに買えばいいかという「考え方」と言った方がいいかもしれない。
私の光学機器遍歴は極端だ。
最初に買ったのが、初心者向けの激安ドットサイト。
次に買ったのがイオテックの実物ホロサイト。
この2個しか買ったことがない。
いろんなレプリカを買った末に実物を買いました、という経緯が全くない。
「遍歴」と呼べるものすらないので何だか申し訳ないです。
何とも両極端であり、そういう意味では「簡単」かもしれない。
エアガンに載せる光学機器を選ぶ場合、実用であれファッションであれ、最初は2000~3000円台の安いものから入るのが良いと思う。
基本的な使い方を覚えるのには単純なものがいいし、万が一、レンズに被弾して壊れても財布の痛みが少ない。
安すぎると「ゼロインができない」といった話もあるが、このモデルはきっちりゼロインができたし、実用上も全く問題なかった。
個人的には上記のドットサイトのように、レティクルの色と形状が選べる種類のものが1台目としておすすめである。
サイトの「見やすさ」は個人の視力などによって必ずしも同じではない。
(レティクル形状)レティクル
レティクルの色も、緑の方が見やすいという私のような人もいれば、赤が見やすいという人もいる。
レティクルの形状も、ただのドットの方が見やすいという人もいれば、私のようにサークルがあっても構わないという人もいる。
2台目以降の光学機器を買うなら、それがレプリカであれ実物であれ、1台目よりも自分に合ったものの方がいい。
それを考えると1台目を何にするかは重要かもしれない。
ドットサイトにはレンズがむき出しの「オープンタイプ」と、
スコープのように円筒状になっている「チューブタイプ」の2種類がある
どちらが見やすいかは、これも人によるので実際に覗いてもらうしかない。
ちなみに私はオープンタイプの方が好きである。レティクルの出るレンズの周囲に何もなく、視界が広く取れるからだ
チューブタイプは筒の中を覗き込むので、どうしても視野が狭まる感じがするので好きではない。
[AERITH BLACK] リフレックス オープンドットサイト
とはいえ、オープンタイプでもこのようなサンシェード付きもあるので、こういうのでもいいかも。
2台目として、私はいきなり実物ホロサイトを買うという暴挙(?)に出た。
こんなやつはそうはいないだろう。
5000~1万円代のレプリカを何台も試しては「あーでもない」、「こーでもない」と文句を言うくらいなら、いっそのこと文句のつけようがないやつを買ってしまえばいい、という考え方をしたのである。
とはいえ、実物購入に踏み切るだけの下地はあった。
2019年の冬の「ショットショージャパン」で、ホロサイトのレプリカと実物を覗き比べる機会があった。
そして1台目のドットサイトのおかげで、レティクルが緑色の方が見やすいことも分かっていた。
あとはお金と、「どこで買うか」という問題だけだった。
お金はなけなしの冬のボーナスをつぎ込み、「ミリタリーサイト」さんからグリーンレティクルのモデルを購入した。
ホロサイトの後ろに「マグニファイア」(またはブースター)という低倍率のスコープを載せることが流行っている。
が、私はそこまではしないつもりである。
HK416Cというせっかくのコンパクトカービンである。
これ以上、何かを載せて重くしたくない。
これらホロサイトや、マグニファイアの組み合わせもレプリカが出ているが(たとえばこちら)、ものによってはほとんど当てにならないらしい。
ゼロインができない、ブースターを通すとレティクルがぼやける、といった話は多く、ほとんど実用的ではないらしい(詳細な比較はこちら)。
まあ、ファッションだと割り切るのならばそれも良しである。
最近はアサルトライフル用のショートスコープというものもある。
5~6年前ならこれも結構な値段がするものだったが、ベクターオプティクスなどの登場によって、手に入りやすい値段になってきている。
しかし、これは初心者向きとはいえない。
下手に倍率があるために、交戦距離に応じての使い分けが難しいかもしれない。
自分がどの距離で戦いたいのか。
近距離でどんどん攻めていきたいのか。一歩下がったところから正確に射撃したいのか。
そうしたプレイスタイルが確立されないうちから使うのは、結果的に使いこなせず終わるかもしれない。
とはいえ、それを分かった上で使う、あるいはショートスコープが活かせるような銃(たとえばマークスマンライフルなど)を使いたい、というのであれば、これ一択でもいいだろう。
最近は全長の短いAR系、いわゆるPDWタイプが流行である。
それならば、まずは安いドットサイトから始めてみてはいかがだろうか。
1台目で満足できればそれで良し。
2台目が欲しくなれば、それもまた良しである。
遠野明:ツイッター(@lifeisgunfire)
遠野明:note

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私の光学機器遍歴は極端だ。
最初に買ったのが、初心者向けの激安ドットサイト。
次に買ったのがイオテックの実物ホロサイト。
この2個しか買ったことがない。
いろんなレプリカを買った末に実物を買いました、という経緯が全くない。
「遍歴」と呼べるものすらないので何だか申し訳ないです。
何とも両極端であり、そういう意味では「簡単」かもしれない。
mssn65@jpg2t785
修正&見やすくしたバージョン。
2020/08/20 21:31:31
ちなみに、今作っているXM8の資料の一部です。 https://t.co/D3irrPvspa
エアガンに載せる光学機器を選ぶ場合、実用であれファッションであれ、最初は2000~3000円台の安いものから入るのが良いと思う。
基本的な使い方を覚えるのには単純なものがいいし、万が一、レンズに被弾して壊れても財布の痛みが少ない。
安すぎると「ゼロインができない」といった話もあるが、このモデルはきっちりゼロインができたし、実用上も全く問題なかった。
個人的には上記のドットサイトのように、レティクルの色と形状が選べる種類のものが1台目としておすすめである。
サイトの「見やすさ」は個人の視力などによって必ずしも同じではない。
(レティクル形状)レティクル
レティクルの色も、緑の方が見やすいという私のような人もいれば、赤が見やすいという人もいる。
レティクルの形状も、ただのドットの方が見やすいという人もいれば、私のようにサークルがあっても構わないという人もいる。
2台目以降の光学機器を買うなら、それがレプリカであれ実物であれ、1台目よりも自分に合ったものの方がいい。
それを考えると1台目を何にするかは重要かもしれない。
ドットサイトにはレンズがむき出しの「オープンタイプ」と、
スコープのように円筒状になっている「チューブタイプ」の2種類がある
どちらが見やすいかは、これも人によるので実際に覗いてもらうしかない。
ちなみに私はオープンタイプの方が好きである。レティクルの出るレンズの周囲に何もなく、視界が広く取れるからだ
チューブタイプは筒の中を覗き込むので、どうしても視野が狭まる感じがするので好きではない。
[AERITH BLACK] リフレックス オープンドットサイト
とはいえ、オープンタイプでもこのようなサンシェード付きもあるので、こういうのでもいいかも。
2台目として、私はいきなり実物ホロサイトを買うという暴挙(?)に出た。
こんなやつはそうはいないだろう。
5000~1万円代のレプリカを何台も試しては「あーでもない」、「こーでもない」と文句を言うくらいなら、いっそのこと文句のつけようがないやつを買ってしまえばいい、という考え方をしたのである。
とはいえ、実物購入に踏み切るだけの下地はあった。
2019年の冬の「ショットショージャパン」で、ホロサイトのレプリカと実物を覗き比べる機会があった。
そして1台目のドットサイトのおかげで、レティクルが緑色の方が見やすいことも分かっていた。
あとはお金と、「どこで買うか」という問題だけだった。
お金はなけなしの冬のボーナスをつぎ込み、「ミリタリーサイト」さんからグリーンレティクルのモデルを購入した。
ホロサイトの後ろに「マグニファイア」(またはブースター)という低倍率のスコープを載せることが流行っている。
が、私はそこまではしないつもりである。
HK416Cというせっかくのコンパクトカービンである。
これ以上、何かを載せて重くしたくない。
これらホロサイトや、マグニファイアの組み合わせもレプリカが出ているが(たとえばこちら)、ものによってはほとんど当てにならないらしい。
ゼロインができない、ブースターを通すとレティクルがぼやける、といった話は多く、ほとんど実用的ではないらしい(詳細な比較はこちら)。
まあ、ファッションだと割り切るのならばそれも良しである。
最近はアサルトライフル用のショートスコープというものもある。
5~6年前ならこれも結構な値段がするものだったが、ベクターオプティクスなどの登場によって、手に入りやすい値段になってきている。
しかし、これは初心者向きとはいえない。
下手に倍率があるために、交戦距離に応じての使い分けが難しいかもしれない。
自分がどの距離で戦いたいのか。
近距離でどんどん攻めていきたいのか。一歩下がったところから正確に射撃したいのか。
そうしたプレイスタイルが確立されないうちから使うのは、結果的に使いこなせず終わるかもしれない。
とはいえ、それを分かった上で使う、あるいはショートスコープが活かせるような銃(たとえばマークスマンライフルなど)を使いたい、というのであれば、これ一択でもいいだろう。
最近は全長の短いAR系、いわゆるPDWタイプが流行である。
それならば、まずは安いドットサイトから始めてみてはいかがだろうか。
1台目で満足できればそれで良し。
2台目が欲しくなれば、それもまた良しである。
遠野明:ツイッター(@lifeisgunfire)
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