2020年09月22日

9月20日のギリサバ♯10のこと

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 2020年9月20日。

 私はギリー教徒さんが主催のサバゲー、その名も「ギリサバ」に参戦した。

 いつもの定例会とは異なり、個人の方が主催するイベント的なサバゲーである。
 すでにギリー教徒さんは9回もギリサバを開催されており、今回がなんと10回目。

 私はこういう形式のサバゲーに参加するのは初めてのことだった。しかも一人での参戦であり、初めて行くフィールドでもある。いやがうえにも緊張感が増す。

 私は前日の土曜の夕方からJR宇治駅近くのホテルに前泊。

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 今回、初めての試みとして、一番大きな荷物であるボストンバッグを往復宅急便を使って事前にホテルへ送ることにした。

 もちろん配送料はかかるし、ホテルからフィールドの最寄り駅である玉水駅までは自分で運ばねばならないが、それでも家から抱えて行くよりはずっと楽であった。

 世間では連休となる当日。前日まで天気が不安定だったが、当日は朝から曇りというサバゲー日和。
 送迎を依頼していた私は、他の送迎組の方々とともにJR玉水駅に集合。有志の方の車に乗せて頂き、フィールドまで移動した。

 かなりの山道を進み、会場となるサバイバルゲームフィールド・イデに到着。

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 セイフティーは屋外に設置されたキャンプ用テントの下、そしてフィールドの受付と続きになっている建物の2ヶ所。
 前の広場は連絡事項やルール説明などの集合場所に使われた。

 この日の参加者は、定員60人に対して、なんと54人!
 ほぼ定員いっぱいである。

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 テントの向こう側、ネット沿いにはシューティングレンジがあった。

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 4月に軍拡した愛銃・HK416Cカスタムにとっては、5ヶ月を耐えての初陣である。
 私の準備にも熱が入る!

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 主催者のギリー教徒さん(名は体を表す)。

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 この緑のシートの向こうがゲームフィールド。

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 見渡す限りのブッシュ!

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 バリケードや櫓があるものの、射線が通る個所はわずかしかない。特にブッシュの背は高く、中に入れば全く先が見えない!
 実際には左右に水路があり、その先の竹林の中にも入ることができ、見えている以上に敷地は広い(奥に見えている森の少し手前までがフィールドである)。

 「森林系フィールド」という話は聞いていたが、これは予想以上だ!
 ブッシュの中には一応の道はあるものの、完全に緑の迷路となっていてどこにつながっているのかさっぱり分からない。しかも地面はでこぼこしており、塹壕もある。

 歩きにくい上に、先は見えないとあって、これはもう完全に「天然のCQBフィールド」と言っていい。

 似たようなフィールドとして大阪のトレンチがあるが、ブッシュの量がトレンチの比ではない。

 トレンチはまだしも見通しのいい平地のエリアがあったが、ここはほぼ全てがブッシュなのだ。
 どうやって戦えばええねん!

 とにもかくにもギリサバは始まった!

 ゲームルールは基本的なフラッグ戦やカウンター戦が中心だったが、一番驚いたのが全てのゲームにおいてフルオート・オンリーだったことだ。

 キャンプ大原などではセミオート戦が中心だった私にとって、まさかの初っ端から、しかも全て「フルオートOK」というのは戸惑いしかなかった。

「フル……オート? ほんとに、い、いいんデスカ?」

 何だかルール違反をしているような気さえする。

 しかし、考える間もなく敵の弾幕が襲い掛かる!

 それにしても今回のサバゲーマーたちは一体何なんだ?

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 ギリースーツがいるのは分かる。でも……

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 世紀末な奴がいるかと思えば、

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 謎のアーマー勢もいるし、

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 ファンタジーの世界からやってきたような人?もいれば、

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 チキンまでおるやないか!

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 能面、怖すぎやろお前!

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 そう、この「ギリサバ」最大の特徴、それは「ドレスコードなし」という自由さなのだ!
 ブッシュフィールドだからギリーでないと、などという常識はここには存在しない。
 もはや私の猫耳でさえ、普通に見える。

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 配管工、どっから来た!?

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 踊り狂う異世界人。

 そもそもが「貸し切り」という状況もあるのだろう。とにかく皆、自由かつテンションが破天荒に高い!
 ゲームでも叫びながら突撃してくる人がいたかと思うと、隊列を組み、ミッキーマウスのマーチを流しながら行進してくる一幕もあった。

 こんなの撃てねえだろ!

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 さらにシューティングレンジでは、BB弾をチキンで撃つという「野球大会」が開かれた。

 ちょっと何を言っているのか分からないと思うが、実際に行われたのだからしょうがない。
 私もどうしていいか分からない。これがギリサバの日常なのである。

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 動画撮影のためにドローンまで持ち込まれていた。

 撮影班の方々が撮影した画像と動画はこちらで見ることができる(撮影はからすさん)。
 ぜひともギリサバのカオスっぷりをその眼で確かめてほしい。

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 獲物を探すマルチカム猫耳・遠野。

 初めてのフィールドということもあり、私にとってのゲームは熾烈を極めた。
 まず、フルオートなものだから音にビビってしまうのはもちろんのこと、ブッシュの濃さに悩まされた。

 味方の位置が分からないのは当たり前。敵の姿が見えないかと思いきや、ブッシュの隙間からフルオートで撃ち抜かれたりする。
 かといって一ヶ所に籠るわけにもいかない。左右の竹林から側面を突かれてやられてしまうのだ。

 しかも相手はギリースーツだ! ブッシュに伏せられたら完全に見えなくなる。
 突如、草むらからBB弾が飛び出してくる有様は、もう幻覚を見ているかのようだった。

 こんなところで悠長にセミオートなどと言っていられない。草が不自然に動いたら、即フルオートで弾をぶち込むしかない!

 意外とこの方法は(私にとっては)ピタリとハマった。フルオートでの戦闘は「激しく撃ち合っている」という手応えを簡単に感じることができ、とても爽快感があって楽しいものとなった。
 やはり、撃ちまくるのはイイ!

 慣れてくると私も竹林に忍び込み、敵を横から撃ち抜くことも2回ほどできた。
 正面から仕掛けるのは難しいフィールドだが、裏取りや横取りができればさらに戦闘にも変化が出せるだろう。

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 このフィールドで私のHK416Cは最高の働きをしてくれた。

 そのコンパクトさのおかげでブッシュの中でも自由に動ける。足場が悪く、慣れないフィールドでも行動が制限されにくいのは大いに助かった。

 次世代電動ガンならではの命中精度も健在である。敵が足を止めているなら、30メートル程度ならまず外さない。「俺、スナイパーに向いてるかも?」などと勘違いしそうなほどだった。

 強いて欠点を上げるなら「少し重い」ということくらい。しかし、それは終わったあとに両腕にやってくる筋肉痛があるから言えることであり、ゲーム中はそこまで気にはならなかった

 コンパクトカービンならではの性能が面目躍如となったゲームとなった。

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 ギリサバはゲームだけではない。

 午後には「オークション」が開かれた。参加者が自主的に持ち寄った品々を競売にかけて競り合うのだ。
 出品されるのは本当に不用品と思われるものもあれば、海外製電動ガンという豪華な物や、今となっては入手困難なプレミア品のガスガンなど、多種類に渡った。

 また、「ギリーを探せ!」というミニゲームも行われた。

 これはフィールドに潜んだギリースーツ着用者を見つけ出すという、いわゆる「鬼ごっこ」。なのだが、これは別の意味で通常のゲームよりも過酷だった。

 とにかく、分からない。

 数十人で探せばすぐだろうと思いきや、フィールドの奥まで行ってもどこにもいない! どっちを向いても草ばかりなのだ。
 あてどもなくブッシュをさまようしかなく、やがてフィールドの中で迷子になりそうだった。これは撃ち合いの方が遥かに楽だ。

 とはいえ、こういうこともできてしまうほどS.G.F.IDEは(いろいろな意味で)奥が深いと言えよう。

 天気は終始、曇り。時折、晴れ間の見える時間もあったが、気温はそれほど上がらず、森からは涼しい風も吹いてきた。
 汗はかいても、それはゲームで体を動かしたためで、暑さのせいではなかった。まさに絶好のサバゲー日和だった。

 初めてのゲーム、初めてのフィールド、初めて見るタイプのサバゲーマーたち……多くの「初めて」が詰め込まれた、これまでにないサバゲー体験となった。

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 ご一緒した皆様、楽しい時間を本当にありがとうございました。

 またどこかの戦場で!










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プロフィール

遠野明

2019年1月より再始動した大阪在住のアラフォー・サバゲーマー。
チーム「3K」所属。
メインアームはHK416C。サイドアームはBM-9とM9A1。
サバゲー以外なら猫とSF小説と映画が好き。

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