2021年04月08日
【レビュー】ヘリコンテックスのガンケース【軍拡】
ある日、私のもとに巨大な箱が届いた。
中には屈葬されたかのごとく折り曲げられた茶色い物体が!
ヘリコンテックス・“SBR CARRYING BAG”・SMGガンケース
前から欲しかったガンケースだ!
お値段、1万9800円。 久々のしっかりした「軍拡」である。
去年、アームズマガジンで紹介記事を読んで以来、ずっと気になっていた。しかし値段の高さに迷っているうちに欲しい色が売り切れてしまい涙を飲んだのである。
最近になっておそらく再入荷したのだろう。中田商店さんのHPで再び「在庫あり」になったのを見て素早く購入した。
「SBR CARRYING BAG」というのが正式名称のようだ。
大きさはエアコキのM92Fと比べるとこのくらい。
カラーは「ADAPTIVE GREEN」というもので、やや緑っぽいタンカラーである。
蓋を開けて全て展開させると結構大きい。
中央の仕切りを挟んで、内側(背中側)と外側(蓋側)の両方に銃を収納できる。この大容量さがこのケースの売りである。
銃の収納部分には3列のモールウェビングがあり、底に近いところはポケット状になっている。
銃を固定するベルクロベルトは4本ある。モールから取り外すことができ、自由な位置に付け替えることができる。つまり銃の形状や大きさに縛られず、どこでも確実に銃を保持することができるわけだ。
ポケットも深く、マチ幅もそこそこある。
仕切りの外側はベルクロのメス状の生地になっていてパッチなどを貼れる。
仕切りの根元部分はベルクロで固定されており、必要なければ仕切りは取り外しておける。
外側の収納部分も構造は全く同じ。
このケース、私にとって最大の魅力は背面ストラップが2本あり、両肩で背負えることである。
コンドルのガンケースはストラップが1本しかなく、荷物を詰め込むと片方の肩ではつらいときがあった。両肩で背負える方が楽である。
ストラップの内側は柔らかいメッシュのパッド付。
肩口には小さいポケットがあり、ストラップを収納することができる。
当然、手で持つためのベルトもある。左右両側についているので持つ方向を選ばない。
外側についている下側のポケットを開けてみる。
これまた両側に収納部分がある。どんだけしまえるんだこいつ!
小さなベルクロスペースとマガジンポーチがある。
ポーチにはライフルマガジンとハンドガンマガジンが入った。
蓋側にも3つのポケットがあり、小物を入れておくには充分な広さ。
外側についている上側のポケットを開けてみる。
ここは普通のポケット。仕切りなどは特にない。
それでも少しマチ幅がある。
早速愛銃のHK416Cを入れてみた! 都合のいい場所で固定できるのはとてもやりやすい。一方でHK416Cのようなコンパクトカービンではスペースがかなり余ってしまった。大容量さは伊達ではない。
ポケットの表面にはエラスティックバンドがあり、マガジンが固定できる。
私は長物を1本しか持っていない。せっかくの大容量さを活かして他に入るものがないか探してみた。
さすがにプレートキャリアは入らなかった。
ハンドガンケースなら丸ごと入る。しかし、そこそこ重たい。
ハンドガン本体だけをこのように収納することもできるが、ちょっと不安定なので無理があるだろう。
迷彩服を入れてもいい。クッション代わりにもなる。きれいな服ならともかく、汚れた服を入れるのは少し気が引ける。
コンドルのガンケースとの違いは、クッションの厚みである。コンドルの方が全体的に分厚い。
とはいえ、ヘリコンテックスがクッション性に劣るのかというとそんなことはない。ソフトケースとしては一般的な厚みなので心配はないだろう。これより安くてペラペラのものもあったりする。
これで長物のガンケースが2つに増えた。
ケースが2つになったということは……銃も1本増やさないとバランスが取れないよね!
これは新たな軍拡の予感がする!!
ちなみに、ケースの入ってきたダンボール箱はゴミ箱として再利用しました。
遠野明:ツイッター(@lifeisgunfire)
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