カスタム

2023年01月22日

ホルスターのカスタムのこと

 ハンドガンにドットサイトを載せたい。

 しかし、私のM9A1やBM-9にはそのままでは載せることができないため、ベレッタM9系用のトップレールを以前に購入した(こちら)。

 あの時はどちらにするか決まっていなかったが、外部ソース化したのでM9A1に載せることにした。

 ところが。

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 トップレールを付けると入りきらないことが分かった。レールの前側がホルスターと干渉してしまう。

 私のホルスターはサファリランド・GLSタイプのレプリカ品である(こちら)。
 別の種類のホルスターに変えるという手もあるが、グリップを握ればロックが外れる機構が便利なので気に入っている(そんなに抜き差しするわけじゃないけど)。
 それに新しいの買うならお金もかかってしまうし、せっかくのホルスターも無駄になる。

 じゃあ、切るか!

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 買い換えるよりも干渉する部分を切り落とした方が安上がりだ。
 そんなわけでコーナンでプラスチック用のノコギリを購入。お値段、968円
 ご家庭に1本くらいあってもいい。

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 今回はレールではなく、ホルスター側を切断することにした。

 レールを切る方が簡単なのだが、どうしても切断面が目立ってしまうので見栄えが悪くなる。
 ホルスターは少々削れていてもあまり目立たない……かもしれない、という素人考えである。

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 切り落としたい範囲をだいたいマーキングする。

 あとはここを狙って切るだけ……なのだが、これがなかなか切れない!

 普通の樹脂とは異なるのか、あまり切れていく感じがない。形が複雑で力を入れにくいというのもあるだろう。
 むしろ棒ヤスリで削る方がいいときもあった。

 そして切ったり削ったりで格闘すること1時間……

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 切れはしたけど、ガッタガタ。

 ヤスリやリューターで何とかきれいに整えようとしたが、私の腕ではこれが限度であった。
 もっときれいにするなら塗装のやり直しなどが必要かも。

 まあ、出来栄えは私が我慢すればいいだけのこと。ひとまずこれで良しとする。
 あとは銃が入るかどうか……

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 ドンピシャ!(レールはテープで仮止めしてます)

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 ぎりぎりで干渉しない絶妙なところで落とせていた。これは狙い通り。

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 ホルスターからの抜き差しもスムーズで問題はなさそう。

 あとはドットサイトを買うだけ!











つぼみアームズさんに紹介して頂きました。記事はこちらで読めます。

遠野明:ツイッター(@lifeisgunfire)


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2022年12月10日

オーライト・PL MINIの被弾対策

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 タクティカルライトの、オーライト PL-MINI VALKYRIE

 2年前に購入して飾りのままにしていたものである。

 発光部への被弾対策をしないままに過ごしてきたが、やはり対策しておかないと安心できない。
 しかし、この小さな発光部に合うレンズガードなど売っていない。こうなると自分で何とかするしかない。

 そこで、いまさらながら調べてみた。

 ポリカ板を切り抜いて自作している人もいるが、そこはズボラな私である。もっと簡単にできんもんか?

 すると、家具用の衝撃吸収ゲルを発光部に貼り付けて対策しているという人がいた。
 なるほど、そういう手もあるのか!

 早速、発光部の直径をノギスで測定し、大きさの合いそうなものを探してアマゾンで注文した。
 そして届いたのが以下。

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WAKI 粘着 ソフトクッション 丸型12.7mm 8個入 透明タイプ

 厚みは3.5ミリ。充分な厚みであり、硬い。わずかに弾力がある。
 あとは大きさが合うかどうか。

 おそるおそる貼ってみると……

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 ピッタリすぎる!

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 まるで専用品かと思うほどピッタリである。
 発光部に密着するかと思ったが、ちょうど縁の部分と同じ大きさだった。これならゲルとレンズの間には隙間ができており、直撃しても衝撃が中まで伝わることは無いはずである。

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 装着前と比べると、照射した光円はやや拡散している。
 これは仕方がないところ。

 光量は400ルーメンのため、フィールドによっては使えない。今のところ人を照らす予定はないのでそんなに影響はない。

 BM-9(M9A3)に装着してみる。

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 ほんまに専用品に見えてきた。もとからこういう形のライトですと言われても違和感がない。

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 カッコ良さは変わらず!

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 そして、このままではホルスターに入らないのも変わらず!

 それでも安心感は増したので一歩前進である。











つぼみアームズさんに紹介して頂きました。記事はこちらで読めます。

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2022年05月16日

ストライクチャンバー入れました

 東京マルイのM4パトリオットHCをお手軽カスタムしてみた。

 4月30日のキャンプ大原定例会で初撃ちだったM4パトリオットHC。次世代電動ガンと比べると、確かに飛距離と命中精度は一歩劣る。
 「もう一声」が欲しい。

 そこで、何とはなしにカスタムをしてみることにした。
 組み込むのは以下。

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 M16ストライクチャンバー(ライラクス)

 独自形状のホップアームによってホップのかけ方を改善し飛距離を伸ばす、という触れ込み。カスタムパーツとしては昔からあるらしい。
 本当はインナーバレルの交換も考えたのだが、ひとまず今回はこれだけにして変化を見てみることにした。

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 スタンダード電動ガンはチャンバーの取り出しが簡単。テイクダウンして引き抜くだけ。

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 インナーバレルは思ったより短い。

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 グリスは多め。

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 黒いのが純正のホップアーム。これを赤いアームとダイヤルに交換する。赤いダイヤルにより調整幅も広がるという。
 押しゴムを設置するくぼみの角度が異なるそうだが、あんまり違いが分からん。写真が悪いのか、私の眼が悪いのか。

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 押しゴムとスプリングは純正のものを引き続き使用する。押しゴムはマルイの高粘度グリスで軽く止める。

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 あとは元に戻すだけ。

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 センターギヤと本体の間に円形のゴムパーツをかませる(緑矢印)。これが緩み止めになるらしいが、ダイヤルを回すのも少し硬くなった。

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 純正のホップアームとギヤは念のため保管しておく。

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 バレルの先にはぶれ止めのためにアルミテープを斜めに一巻きしておく。効果があるかどうかはともかく、気は心である。

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 ホップを最大にして突き出し量を確認する。こんなもんか?
 ダイヤルが曲がっているような気がしたのであれこれと調整する。

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 気密取りのためのシールテープも巻いてみたが、何度やってもずれてしまって巻けなかった。いかんなあ、コツを忘れてしまっている。
 まあ気密なら宮川ゴムのパッキンに変えるという手もあるし、また考えることにしよう。

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 ボルトカバーを開くと赤いパーツが覗けるのがかっこ良さげ。

PXL_20220514_093445683,ホップ大

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 初速は0.25gで約73m/s。今回は初速を上げるカスタムではないので変化は無し。

 あとは実射のみ!











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2021年09月05日

ベレッタ用G10グリップを買いました

 以前からBM-9 CO2GBBのグリップの厚みが気になっていた(こちら)。
 BM-9のグリップは前後が短く、横幅が太いのである。

 もう少しグリップが薄ければ……

 そこで、コメント欄でおすすめして頂いた「バーテック用G10グリップ」とやらを探すことにした。

 そんなわけで購入したのが以下!

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LOKGRIPS・ベレッタM92ヴァーテック用・G10製グリップ(Bogies・ソリッドブラック)

 お値段は1万1860円。なかなかの高額な軍拡である。



 「Bogies(ボギー)」とは表面のチェッカリングのパターンのこと。色はソリッド・ブラックを選んだ。

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 色味が左右でやや異なる。片方は黒っぽいが、もう片方はウルフグレーっぽい。

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 手触りは非常に独特で、金属でもプラスチックでもない感じがする。質感は軽石のようであり、珪藻土マットが一番近いだろうか。

 「G10」とは素材の名前で、「グラスファイバー製基材にエポキシ樹脂をしみこませ、高温高圧化で硬化させた積層構造の素材」のことらしい。銃やナイフのグリップによく使われる樹脂素材だとか。
 ようはガラス繊維とプラスチックを組み合わせたもののようだ。耐久性にも優れているという。

 LOKGRIPSはそのG10素材のグリップパネルを製造している会社らしい。

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 ケースにはネジ穴調整用のOリングと、注意書きが付属。

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 LOKGRIPSのステッカーも同梱されていた。

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 さっそく交換することにした。

DSC04655-1,5mm

 純正のグリップパネルは、厚みが約5ミリ。

DSC04655-2,3.5

 一方、G10グリップは、厚みが約3.5ミリ。

 確かに薄い!

DSC04656

 左側はひとまず付いているように見えるが……

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 マガジンキャッチボタンとパネルのへこみ部分がわずかに合っておらず、ボタンが押しにくい。

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 スライドストップのところも、わずかだが下から押し上げるように干渉してしまっている。

 こりゃあ「加工してポン付け」のやつやん!

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 右側もひとまず付いているように見えるが……

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 パネルが浮き上がってしまっている。

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 よく見ると、右側にはトリガースプリングを固定するネジがあるのだが(赤矢印)、そのネジの頭を逃がすためのくぼみがないのだ。

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 純正のグリップパネルと比べると穴の違いは歴然。

 そして右側の上部ではスライドと干渉し、スライドストップを押してもスライドが戻りきらないことも分かった。

 それじゃあ削っていきますか!

DSC04666-1

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 リューターと棒ヤスリを用意して作業を開始した。

 パーツを削って擦り合わせるのは初めての作業。
 そもそも厚みが薄いだけに、削りすぎてしまうのが怖い! 失敗したら1万1860円がパア……
 少し削っては合わせ、少し削っては合わせ……を繰り返して慎重に作業していった。

 パーツと格闘すること数時間……

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 ボタンのへこみをわずかに拡張。

DSC04672-1

 スライドストップの入る隙間も数ミリ拡張した。

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 一番時間がかかったのが右側の加工。ネジ頭を逃がす位置を決め、深さを確認しながら削っていく作業は神経を使うものだった。
 その他の箇所も少しだけ削った。

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 スライドと干渉する上部もなるべく平坦に削った。

 この努力の結果!

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 ポン付けできました!

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 苦労した右側もぴったり。

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 そもそもサイズが異なるためか、底から見ると少し隙間ができてしまう。

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 しかし! グリップの横幅は驚異の33ミリと少し。
 M9A1よりも薄い!

 持った感じもこれまでとは段違い。「太い」と言われていたベレッタとは思えないほどの薄さになっていた。
 もうM9A1もこのグリップに変えようかと思うほどである。

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 苦労した価値はあった!











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2021年08月12日

【猫よけマット】ダミープレートを作ったこと

 夏休みの自由研究、というわけでもないが、先日購入した新しいプレートキャリア

 きっかけはツイッター。ケーシーさん(@KC_D_FAL)の以下のツイートだった。




 ほほう、猫よけマットで作るとな?

 これは面白そうだ!

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 そんなわけで早速コーナンへ走って買ってきた。腹側と背中側で2枚購入。1枚162円、2枚で324円という破格の安さ。

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 最初から入っていたダミープレートを取り出す。材質はちょっと硬めのスポンジで、ナイロンの袋に入っている。

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 「防弾能力は無いですよ」的なことが書かれている。

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 元のプレートと合わせて、およその大きさを決める。

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 あとはニッパーで切り取るだけ。

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 1枚できあがり

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 これと同じものをもう1枚作れば完成!

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 元のプレートの代わりに入れてみる。猫の嫌がるトゲトゲは外側に向けた。少し湾曲するので、横幅はもう1列少なくてもいいかもしれない。

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 両側とも入れるとちゃんと自立する。見た目は元のプレートとそんなに変わらない。多少は通気性が良くなり、軽量化にもなる。マット自体が曲がりやすいので柔軟性も上がっているように思う。形をしっかり出すことにこだわらない人はこれでもいいのではなかろうか。

 内側の生地が傷みやすい?

 傷んだら新しいの買えばええやん!










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2021年06月24日

ストックパイプを交換する

 ラクーンドッグ・エアソフトさんに行ったとき、サバゲー上達の練習方法として「アイアンサイトで照準すること」を勧められた。アイアンサイトに慣れておけば光学サイトを使ったときに、はるかに恩恵を感じられるという。

 そのアドバイスを受けてアイアンサイトの練習をすることにした。愛用のホロサイトはしばしお休みである。

 HK416Cはワイヤーストックが特徴の一つだが、それも外すことにした。ワイヤーストックではしっかりとした頬付けができず、安定した射撃姿勢を練習するには不具合の出る可能性があるという。

 こうなりゃストックも丸ごと交換だ!

 ワイヤーストックから通常のM4タイプのストックにするには、416Cのバッファーチューブごと交換しなければならない。

1次世代m4ストックパイプ

 何はなくとも次世代M4用ストックパイプを1セット購入。値段は7490円と少々お高いが仕方がない。

 しかしこれ、次世代用なのでリコイルウェイトが入っている。ついでにリコイルオミットをしてから取り付けることにした。

2スプリングガイド

 そうなると、Big Out製のM4用スプリングガイドも必要だ。値段は1836円

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 スプリングガイドの取り付けには長いドライバーが必要になる。近くのコーナンへ走って、ベッセルのドライバー(長さ200mm)も買った。値段は657円

 いろいろと費用が積み重なっていくなあ。

 何はともあれ、まずはリコイルオミットの加工から始める。

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 ストックの後端にあるフタを開ける。
 ここを手で開けるのは難しいので、マイナスドライバーを溝に差し込んで徐々に力を入れていった。ゆっくりやらないと溝がえぐれて欠けてしまうので要注意である(実際ちょっと欠けた)。少し緩めば手で回して開けられる。

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 フタを開けると中からリコイルスプリングとウェイトが出てくる。ウェイトはかなり重い。

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 次にスプリングガイドを入れ、付属のネジで止める。ワッシャーを入れるのも忘れずに。

 416Cはもともと前方配線だが、ここでルートを変えて後方配線に切り替える人も多い。そうしておけばストックパイプの中にバッテリーを入れることが可能になり、バッテリーケースなどを使わなくてすむようになる。

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 しかし、私はバッテリーケース(の代わりのマガジンポーチ)での運用に支障を感じないため、後方配線の加工はしなかった。好きな形状のストックを使えるという利点もある。
 むしろ、このケースの方がバッテリーの付け外しがしやすいのでおすすめでもある(この代用バッテリーケースについてはこちらを参照)。

 これでストックパイプ側の加工は終了。次は銃側である。

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 ワイヤーストックを引っこ抜く。少し寂しいがしばしの別れである。

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 そして専用レンチでバッファーリングを緩める。

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 あとはバッファーチューブを手で回せば全体を取り外すことができる。このとき、メインスプリングが勢いよく飛び出してくるので気を抜かないようにする。

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 あとは逆の手順でストックパイプを差し込むだけ。バッファーリングを締めこんで完了である。

 さあこれでストックを……

 ありゃ、肝心のストックが無い!

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 いま流行の「ミニマリスト・ストック」というものを注文したのだが、それがまだ届いていないのである。

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 あー、早く来て!










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2021年06月22日

リポ化に必要なもの

 先日、ラクーンドッグ・エアソフトさんでHK416Cのリポ化のためのパーツ交換をしてもらってきた(その時の模様はこちら)。

 銃側の準備はできたので、あとは必要な備品を揃えるだけである。いろいろ調べた結果、基本的にはジーフォース製品で揃えることにした。

 株式会社ジーフォースはラジコンやドローンの関連機器を販売しており、エアソフトガン用のリポバッテリーもある。2013年の設立という若い会社ながらも名前を聞くことが多い。
 もともとリポバッテリーはラジコン業界で先に導入されていた。それならラジコン関係に強いところの製品で固めるのが手堅いだろうと考えた。

 ちなみに、いつも参考にさせて頂いているケルズさんの動画でも過去にジーフォース製品が採り上げられている。



 そんなこんなで私がアマゾンにて購入したのは以下(値段は購入時点のもの)。

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 バッテリーは、ジーフォース Noir LiPo 7.4V 2250mA 20C ミニS互換サイズ(GFG904)。値段は3325円

 コネクターはTコネに交換済み。ラクーンドッグのたぬさんによれば、最もおすすめなのはライラクスのギガテック・PSEリポバッテリー(30C)とのこと。品質と放電係数の高さでこちらの方が良いらしい。
 ひとまず入門編としてはジーフォース製で充分だろう。

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 保管用のリポバッグは、ジーフォース Li-Po BAG Small(GFG913)。値段は1381円
 これから何個もリポバッテリーを持つならもっと大きいサイズにすべきだろうが、今はこれで済ませる。

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 充電器はジーフォース GMA465 AC Charger(G0293)。値段は5693円
 少し前のモデルで、もとは税込7000円代だったものが今では安くなっている。

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 大きさもほどよい。

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 セルの電圧バランスを確認するためのバッテリーチェッカーは、ジーフォース Lipo Analyzer(G0023)。値段は2004円
 チェックだけでなく、自動的にバランスを調整してくれる機能もあって便利そうだったのでこれにした。思っていたよりもはるかに手のひらサイズである。あまりに小さいので失くしそうだ

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 とりあえずバッテリーと一緒にリポバッグに入れておくことにしたが、万が一を考えるとこれでは良くない(もし発火したらバッテリーとチェッカーを同時に失うことになる)。保管方法を考えんとな。

 基本的には上記のもので充分なのだが、私は追加で以下を購入した

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 XT-60=2Pコネクタ,バッテリアダプタ。値段は849円

 XT60コネクターとTコネクターを変換するためのアダプターである。

 なぜこれが必要なのかというと……

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 充電器側がXT60コネクターのためである(中央の接続部分)。Tコネのままでは接続できないのでこれを買った。

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 こんな感じで接続する。

 以上5点を合計すると、1万3252円

 ラクーンドッグさんでのカスタム料金が1万4300円だったので、合計すると2万7552円

 リポ化したことで得られるのは、少しばかりの「レスポンスの向上」と「セミロックの低減」のみ。
 「2万5000円+消費税」だと考えれば、安い電動ガンか、ガスブロのハンドガンが1丁買える値段でもある。

 これを高いとするか、安いとするかは人によるだろう。

 私はどうなのかって?

 単なる「必要な出費」!










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2021年06月16日

ラクーンドッグ・エアソフトさんに行ってきた。

 ショップさんにカスタムを依頼しようにも、有名なお店は私の住んでいるところからは遠すぎる。
 宅配でエアガンをやり取りすると時間もお金も余計にかかってしまうのでどうしようかと考えていたところ、意外にも近所にカスタムショップを見つけた。

ラクーンドッグエアソフト

 RaccoonDog airsoftさんである!

 大阪府の門真市にあり、私の家から非常に近い。個人で営業されているチューナーさんのようで、お客さんの話を聞きながら、要望に応じて最適なカスタム内容を決めるのだとか。
 こんな方が近くにおられたとは!

 しかも、「クライタック・オーナーズミーティング」のカスタムショップ対抗シューティングチャレンジで、ラクーンドッグさんのカスタム銃が40メートル射撃で1位を取ったことも何度かあるという。カスタムの腕は確かな方のようだ。

 2021年6月11日。

 そんなわけで早速ツイッターのDMから予約を入れ、ガンケースを担いで会社帰りに訪問することにした。
 一人で行っても良かったのだが、ここはサバゲー仲間であるチーム「3K」の片山にも声をかけ、2人で行くことになった。片山は自分で銃をバラしてはあれこれとカスタムしており、私よりもこうしたお店は喜ぶのではないかと考えたからだった。
 実際に仕事としてカスタムを手がけるチューナーさんと話す機会など今までにないこと。どんな人なのか、少し緊張しながらお店を訪ねた。

(お店までは片山のビッグスクーターの後ろに乗せてもらった。この道中がムチャクチャ怖かったのだが、それはまた別の話。)

 住所にあったのは少し古びた一棟のマンション。その一室が店舗兼作業場となっていた。

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 壁に掲げられるロゴマーク。

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 写真の奥の方がチューナーの「たぬさん」。手前は片山である。

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 お店に一歩足を踏み入れると、展示された電動ガンが私たちを出迎えた。応接スペースと作業場を隔てるパーテーションにサンプルの電動ガンがぎっしりと並べられている。反対側の壁には現在作業中の銃が10丁ほど立てかけられていた。

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 足元にはさらに様々な長さの電動ガンが置かれていた。これら展示品はカスタムの性能を体感してもらうためのサンプル品だという。

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 横たわるG28。

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 「クライタック・オーナーズミーティング」で1位に輝いた記念のトロフィーも飾られていた。
 クライタックだけにイカ!

 たぬさんは電動ガンを中心にカスタムを手掛けており、ガスガンは取り扱わないという。ガスガンはガスの種類や温度によって簡単に高初速が出せてしまうため、法律に抵触する危険性が高い。そうしたものをカスタムしているとなると、ラクーンドッグ自体が公的機関に目を付けられやすくなってしまうからだという。

 また、エアコッキングライフルもあまり取り扱っていない。エアコキはカスタム代金に対する「調整費用」の割合が現実的ではないほど高額になってしまうからなのだとか。

 なお電動ハンドガンは「消耗品」だと割り切っているという。電動ガン並みのカスタムをすることはできるが、本来それだけの性能が出せる構造をしていないらしい。

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 飾られたパッチ類。

 事前にDMでおおまかな依頼内容は伝えてあったのだが、改めて現物を前にして私の希望を伝えた。

 対象は東京マルイの次世代電動ガン、HK416C。
 目的は「リポバッテリーを使用すること」。そのために通電効率を高めるための「高効率配線への交換」と、タミヤコネクターから「Tコネクターへの交換」を依頼した。コネクター交換は本体側とバッテリー側の両方をお願いするため、使用予定のリポバッテリー(ジーフォース製のノワール・7.4V・2250mA)も持参した。
 ちなみに、スイッチ保護のためのSBDは購入時に取り付け済みである。

「416Cか……」

 たぬさんは対象がマルイの416Cだと知ると、やや頭を抱えた。

「これねぇ、ちょっと残念な銃なんですよ」
「えっ、どうしてですか?!」

 たぬさんによれば、マルイの416Cは内部配線のスペースに余裕がなく、径が太くなる高効率配線では取り回しが困難だという。細い線ならば入るのだが、被覆が破れるとショートする危険もあるため、配線交換のカスタムには向いていない機種とのことだった。

「だからちょっとねぇ、配線交換はおすすめできないですね……」

 そうだったのか!

 そんな情報は初耳だった。今までも聞いたことがない。そんな特徴がある機種だとは知らなかった。
 愛銃をけなされたようで多少ショックではあったが、とはいえ、おすすめできない理由をはっきり言ってもらえるのは非常にありがたいことだ。たぬさんの説明は納得のいくものだった。
 相談の結果、配線交換は無し、ということにした。

 次に、事前に調べていたことで気になったことを聞いてみた。

「リポ化する人の中にはモーターをサマコバに換える人もいますけど、この状態でも換えると効果ありますか?」

 配線が高効率にならなくてもノーマルのEG1000よりサマリウムコバルトモーターの方が動きが良くなったりするのか? という疑問からだった。
 するとたぬさんは、

「それでも変わりますよ」

 高効率配線の方がよりはっきりと変わるけれども、現状でも違いは実感できるだろうとのことだった。

「では、お願いします!」

 こうしてやるべきことは決まった。
 結局、コネクターとモーターの交換のみというシンプルな内容で、カスタムというより単なるパーツ交換という形に落ち着いた。

「じゃあやっちゃいましょうか」
「えっ、今からですか?!」

 てっきり何日か銃を預けるものだと思っていた私は驚いた。なんとこれからやってもらえるという。しかも作業を近くで見てもいいとのことだった。
 パーテーションの向こう側の作業スペースに入り、私と片山はたぬさんのすぐ横で作業を見させて頂いた。
 おそらく手慣れた人なら何ということもない作業なのだろう。それでも私にとっては非常に新鮮なことで、間近で見られたのはとても良かった。

 EG1000モーターを取り出したたぬさんは、モーターを見ながらこう仰った。

「5回か10回くらい使こてはるね。そこそこ撃ってるけど、そんなに痛みは無い感じかな」
「えっ、分かるんですか!?」

 定例会とシューティングレンジで撃ったのを含めると、確かにそのくらい撃っている。

「表面に銅の粉がついてるでしょ。コミュテーターから出たやつです。それの付き具合で分かります」
「ひえええ!」

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 これがその汚れ具合。

 わずかな特徴からも使い方が見抜かれてしまい、私たちは腰を抜かした。

「中を見たらその人がどんなふうに銃を使ってるか、だいたい分かりますよ」

 サマコバモーターも軽くならしをしてもらい、付けていたSBDも再利用することができた。

 時折、私たちに分解の注意点を説明しながら作業を進めていくたぬさん。パーツ交換は小1時間ほどで完了した。
 早速、弾は入れずに試射してみる。

 トリガーを引くと……

 スパンッ!

 鋭い動きが手に伝わってきた。

 おお、確かに変わっている! ニッケル水素の時よりもキビキビと元気に動くようになっていた。
 サイクルは大きくは変わらなさそうだが、多少は上がっているような気もする。後日、詳しい数値を弾速計で確かめてみよう。

 一方、片山は片山で、たぬさんにカスタムについての疑問や質問を投げかけていた。

「○○と○○は互換性あるんでしょうか?」
「無いです」
「無い?!」
「加工しても無いです」

「安い方の○○を入れようと思ってるんですけど……」
「あれは止めた方がいいです」
「そうなんですか!」
「あれは○○が○○で……パーツがあったかな?」

 実際に現物のパーツを見せながら質問に答えていくたぬさん。
 内容は私の理解を超えるものも多かったが、片山も専門家からの意見は大いに参考になったようであった。

 そして片山がショートスコープを買おうとしているという話から、その効果的な運用方法や、使いこなすための練習法、そして射撃姿勢の話にまで発展し、簡単なタクトレの講義のようになっていった。
 チューナーさんなのだから電動ガンの構造的なことは当然詳しいのだろうと思っていたが、銃の取り扱いまで聞けるとは思わなかった。聞けば、たぬさんは元自衛隊で、タクトレの講師もすることがあるという。

 これはすごい!

 電動ガンの構造と運用について、理論と実践の両方を語れる人はそういない。これはプロだ!

 さらに、たぬさんと片山との意外な共通点も見つかり、話は次々と脱線していく。盛り上がっているうちに時間は過ぎ、気づけば夜の11時になっていた!

「すみません、こんな遅くまで……」
「まあ、これも宣伝ですから」

 この日のカスタム代金は1万4300円。ほとんどパーツ代のみである。
 しかし、どう考えても代金以上のお話を聞かせて頂いた。おそらく私が初めて利用するとあって、かなりサービスして頂いたに違いない。あの話だけでも、あと何千円かは払ってもいいほどである。
 片山も「次は俺も持ち込ませてもらいます!」と大興奮であった。

 来店するには予約が必要で、基本的に対面での応対になるのは敷居が高いと感じる人もいるだろう。しかし、お客さんの使い方に合わせたカスタムプランを考えてもらえるので、確実に効果の出るカスタムを依頼したい人、細かい点まで詰めながら決めていきたい人には理想的なお店と言える。

 大阪にもこんな面白いお店がありますよ!










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2021年06月04日

ようやくショップカスタムを考える

 100億万年ぶりのブログ更新!

 今年は愛銃のHK416Cをリポ・バッテリー化しよう……と考えて、早くも半年近くになろうとしている。
 いろいろ調べてみると、配線を通電効率の良いものに交換し、コネクターもT型コネクターというものに交換した方が良いらしい。スイッチ焼けを防ぐためのSBDは購入時に取り付け済みである。
 FETや電子トリガーを入れるとなお良いらしいが、お値段もそれなりにかかりそうだ。

 自分でこれらの加工をするのはハードルが高いので、ショップさんにカスタムを依頼しようと思っている。

 ところが、希望通りのカスタムをしてもらえるところが非常に少ない。決まったカスタムメニューを用意しているショップさんは見かけるが、私はそういうのをしてほしいわけではなかったりする。
 できれば相談しながらカスタム内容を決めたいのだが、ショップさん自体が遠方のところもあってなかなか難しい。それに銃本体を郵送でやりとりしなければならず、それだけ時間も配送料もかかる。

 近所にカスタムしてくれるところはないんかな?

 そう思って探してみると、なんと近所に見つかった!

ラクーンドッグエアソフト

 RaccoonDog airsoftさんである。

 大阪府門真市、京阪の大和田駅から歩いて行ける距離にある。ここなら生活圏内だ。

 ホームページやツイッターを見ると、個人で営業されているチューナーの方だという。
 「クライタック・オーナーズミーティング Vol.2」のカスタムショップ対抗シューティングチャレンジで1位を取ったこともあるらしい。そのくらい性能の良いカスタムをされるのであれば腕は確かなようだ。

 その他はあまり情報が出てこなかったが、悪い話もなさそうなので候補のひとつに入れることにした。

 一度相談してみよう!










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2020年12月30日

ショップカスタムを頼みたいこと

 本格的にエアガンを触りだして2年ほどになる。

 そんなに数を持っているわけではないが、それでもいろいろな情報を集めていると気になりだすのがカスタムである。

 初速が上がる、命中精度が上がる、レスポンスが良くなる、等々……

 「良い銃が欲しい」という欲望にサバゲーマーは勝てない。その果てに大金をつぎこみ、自らカスタムに手を出す人は少なくない。

 もちろんそういうのもエアガンの楽しみ方のひとつである。「自分で育て上げた銃とともに戦場を駆ける」というシチュエーションに胸を熱くする人は多いのだ。

 とはいえ、私も含めて興味はあっても機械いじりが苦手な人にとってはハードルが高い。愛銃を壊しちゃったらどうしよう!

 そんな時に頼りになるのがショップカスタムだ。
 個人ではできないカスタムを、ショップさんに代わりにやってもらうサービスである。お金はそれなりにかかるが、人にお願いする以上は当然のことである。

 私も来年はHK416Cに対して、ショップカスタムのひとつくらいやってもらおうかと考えている。

 しかし、どこをどんなふうにカスタムしてもらうか?

 ショップさんごとに工夫を凝らした「カスタムメニュー」があるが、数が多すぎてどれがいいのか分からない。
 カスタムして逆に純正のバランスを崩すこともあると聞くし、効果を実感できるものの方がいい。

 そんな時、大門団長の以下のツイートを見た。



 なるほど……リポ化・電装系か。

 リポバッテリー化については以前にも考えていた(こちら)。

 確かに高効率配線に交換するならついでにコネクタも交換し、リポ化する方が良いだろう。
 アダプターを使う必要はあるが、ニッケル水素バッテリーも引き続き使える。

 そんなカスタムメニューを探していると、エアソフト97さんでそれに近いものがあった。

11082030_527ccb601429a

ハイレスポンスコード組み込み

11082019_527cc8a71b335

Tコネクター取り付け【本体側】
Tコネクター取り付け【バッテリー側】

 ついでにここでリポバッテリーも買ってコネクター交換までやってもらおう。充電器などは決めている機種がある。

 ここまでやるなら電子トリガーまでやるべきか……そのあたりはまだ考え中である。

 カスタムには1~2ヶ月ほどかかるらしい。結構かかってしまうが、人気のあるショップさんなのでここは仕方ない。

 時期としては来年の夏前くらいに出すのがちょうどいいかもしれない。夏の間はサバゲーに行く回数も減るだろうし、実質シーズンオフ的なところもある。その間にやってもらい、秋くらいから実践投入、という長期計画である。

 料金はおそらく1万円くらい。送料を入れても2万円はしない。このくらいなら現実的な値段だ。

 楽しみはまだまだ広がるなあ。










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プロフィール

遠野明

2019年1月より再始動した大阪在住のアラフォー・サバゲーマー。チーム「3K」所属。
メインアームはM4パトリオットHCとHK416C。サイドアームはBM-9とM9A1。
サバゲー以外なら猫とSF小説と映画が好き。

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