2021年03月23日

【個人の】CO2ガスガンの使用感【感想です】

サムネ2

 CO2ガスガンの普及も徐々に進んできてフィールドで見かけることも多くなってきた。CO2ガスライフルもラインナップが増えつつある。私もBM-9 CO2GBBというCO2ガスガンを持っており、2019年9月に購入してから紆余曲折ありつつ1年半ほど使ってきた。

 以下はそんな私がこれまで使ってきた上での感想である。BM-9以外の機種は使ったことがないので、すべてのCO2ガスガンに当てはまるとは限らない。


・初速は?

 0.25g弾で70~75m/sくらい。マルイのHK416Cと同じくらいの初速だ。ハンドガンとしてはやや高めかもしれないが、規制値には充分入っている。違法なカスタムをしなれば何の問題もない。


・命中精度は?

 そもそもエアガンには「個体差」があるが、CO2ガスガンは特にその個体差が大きいのではないか、という気がしている。BM-9が元をたどれば海外製品をチューンナップしたものだからということもあるが、話を聞いていると品質のばらつきは大きいようだ。
 現在のBM-9は後から改善のためのパーツが出たこともあり、体感では(特に10メートル以内では)東京マルイに近い精度が出ている。今後の技術開発に期待したい。


・リコイルはすごい?

 もちろんスゴい。ブローバックの強さはフロンのガスブロとは一線を画す迫力がある。まさに「銃を撃っている」という感覚がこれほど味わえるものは他にないだろう。
 しかし、私はリコイルを求めてCO2ガスガンを買ったわけではないので、リコイルの強さは特に求めていない。それが魅力になるかどうかはユーザーによるだろう。


・壊れやすい?

 落として壊してしまったことはあるが、射撃していて壊れたことは一度もない。パーツの耐久性がどの程度かはまだ分からない。シューティングレンジでの分も含めるとこれまで数千発は撃っているが、パーツに異常は出ていない。


・冬場の動きは?

 フロンのガスブロと比べると、確かに低温でも作動性は良いように思う。しかし特別優れているとか、よく撃てるという感じもしない。CO2であっても連続で撃てばマガジンは冷えるし、動作も悪くなることに変わりはない。これは発射にガスを使っている限り変わらないことなのだろう。
 とはいえ、冬でも夏と同じ感覚でガスブロが撃てるというメリットはある。ガスブロユーザーにとっては嬉しい話だ。


・ボンベ式は使いにくい?

 ボンベ式は弱点として、リキッドチャージ式と違ってガスの継ぎ足しができない、ボンベを使い切るまでは取り外せない、ガスの残量が把握できないので「あと何発撃てるか」が分かりにくい、という点がよく言われる。
 私が使った限りでは、これらの点は特にデメリットには感じなかった。これは私がCO2をメインには使っていないというのが大きいだろう。ハンドガンが活躍するようなフィールドへ行っていないというのもある。
 1日中、CO2だけを使うという人でない限り、これが問題になることは少ないと思う。セカンダリーとして使うだけなら予備マガジンがいくつかあれば事足りる。また事前にボンベ1本で何マガジン撃てるかを把握してから運用するのも(自己満足だが)「玄人感」があっていいと思う。


・結局どうなの?

 通常のガスブロと違う点や、独特の注意点はあるものの、何の問題もなく使うことができる。CO2ガスガンで好きなモデルが出ているならば、次の「軍拡候補」に充分なるだろう。

 しかし初めてガスブロを買うならば、「最初の一丁」としてはCO2はおすすめできない。通常のリキッドチャージ式のもので基本的な取り扱いに慣れてからにすべきだろう。また、Carbon8(カーボネイト)シリーズの販売元である「honeybee WAREHOUSE」さんの以下のページで勉強もして方がいい。


CO2マガジンの種類と危険度の違い(honeybee WAREHOUSE)


 使い方に気を付けながら、楽しいCO2ライフを!











遠野明:ツイッター(@lifeisgunfire)


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lifeisgunfire at 19:00│Comments(0)BM-9 CO2GBB 

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プロフィール

遠野明

2019年1月より再始動した大阪在住のアラフォー・サバゲーマー。チーム「3K」所属。
メインアームはM4パトリオットHCとHK416C。サイドアームはBM-9とM9A1。
サバゲー以外なら猫とSF小説と映画が好き。

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